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第5回 ALS知恵袋 vol.2

10月 4th, 2011 | Posted by nozomu in お役立ちコーナー

誤嚥予防。

 

  1. 食事でむせる。
    →食前に「パパパパパ・タタタタタ・カカカカカ・ラララララ」と、大きくはっきり発声する。普段から口と舌の運動(口を大きく開ける・すぼめる・横に引く。舌をおもいきり出す・左右に振る・上あごにつける。)をする。これらは、構音障害にも有効。
    →食前に黒胡椒の香りをかぐ。東北大学病院加齢医学研究所の荒井教授らのグループにより効果が実証された。
    →汁物やお茶等にはとろみを付ける。
    →いずれも誤嚥予防に効果はあるが、進行を止めるものではない。栄養不足は抵抗力の低下を招き肺炎などを引き起こす恐れもあるので、胃ろう造設も選択肢の一つとして考えて頂きたい。胃ろう(PEG=ペグ)については、『NPO法人PEGドクターズネットワーク』のホームページを観て頂けるとイメージがつかみやすいと思う。 http://www.peg.or.jp/
  2. 唾でむせる。
    →球麻痺が進むと飲み込みが悪くなり、唾を飲んでもむせるようになる。自動吸引システム開発者の大分協和病院長 山本真先生によると、肺炎など肺に疾患がない場合、吸引が必要な痰の7~8割は誤嚥した唾や鼻汁だそうだ。そこで、唾を飲み込まずに外に排出する方法として有効なのがメラチューブである。これを低圧持続吸引ポンプにつなぎ、チューブの先端をくわえ唾を吸引する。
    メラチューブは医療機器にあたるので主治医に相談の上取寄せてもらう。低圧持続吸引ポンプは、シースターメディカルマーケットで取寄せ可能。
    http://www.sea-star.jp/shop/g/g020400102/

    ※年月の経過で掲載したシースターメディカルマーケットが閉鎖しています。
    現在はこちらで購入出来ます。(2017/5/26修正)
    • なお、この唾液吸引は山本先生が開発された自動吸引システムとはまったく別な物である。
    • メラチューブを使用しても反射で飲み込む唾もあるため、痰の吸引が不必要になる訳ではない。

≪使用上の注意≫

  • 低圧持続吸引ポンプのセットにはペットボトルは含まれていない。ジュース等の空ボトルでよいが、圧に強い炭酸飲料のボトルを利用する。
  • ポンプは水平に、メラチューブをくわえた口より低い位置に置く。
  • メラチューブは細いので、唇や口腔内の皮・歯石・鼻汁や痰の固まりなどで目詰まりしやすい。その時は吸引器で吸い上げる。定期的に水を通して点検する。また、唾の粘度が高くても詰まるので、その場合は患者に水分補給をして欲しい。
  • ポンプ内に水が入ると故障するので、ボトル内の水位に注意する。
  • まれにボトル内に泡が充満することがあるが、メラチューブとの接続をつなぎ直したり水を通すと解消できる。それでも泡立つ時は、メラチューブとボトルをつなぐチューブの接続コネクターが詰まっていることもあるので掃除する。つまようじが丁度良い太さ。
  • 吸引圧が強すぎると口腔内が乾燥して口内炎が出来やすくなる。特に睡眠時は、唾液の分泌が減るので注意する。
  • ポンプのチューブは単品でも購入可能だが、単品だとメラチューブとの接続コネクターが付いてないので、前のを外すかコネクターも注文する。
    メラチューブメラチューブ 製造販売:泉工医科工業株式会社低圧持続吸引ポンプ(据置型) 販売:シースターメディカルマーケット

2011/7/5 景山


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