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ALSに関する論考

8月 23rd, 2024 | Posted by admin in 情報コーナー

今年の総会の講演会講師 日本ALS協会副会長・東北医科薬科大学医学部臨床教授・宮城大学看護学群客員教授 伊藤道哉先生から、ALS研究者の論考文書を送っていただきました。

  1. 筋萎縮性側索硬化症の回復表現型との遺伝的関連性
  2. 科学者が、一部の人がALSを回復させる理由を発見

米デューク大学神経学のベドラック先生というアグレッシブな先生の論及で、最近米国神経学会誌に掲載されたものです。ALSの経過で、進行が横ばいになったり、軽快に向かったりする方の特性を遺伝学的見地から解明する過去に類を見ない元気の出るものです。ものすごいインパクトです。(伊藤先生)1は50ページあります。お時間のある時にどうぞ。

  1. 筋萎縮性側索硬化症患者のジレンマと脳・機械インターフェースへの期待

大阪大学の平田雅之先生らの、BMIに関する論考です。
「本論文は、ALS患者の、生きたいという人間として当然の願望と、それを困難にする閉じ込め状態や家族の介護負担への不安との間の、ジレンマを前面に押し出しました、この点が私が最も強調したかった点で、これを少しでもBMIで軽減して、ALS患者が生きたい命を普通に生きられる社会を実現できればと思う次第です。」とのメールを頂戴しております。ALS協会のたくさんの会員が回答したと調査に基づく論文です。(伊藤先生)


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