当初の予定
【日時】 7月18日(月・海の日) 13時~16時
【場所】 いきいきプラザ島根403研修室 (松江保健所)
新型コロナウイルス感染症の終息見通しが立たないため、書面表決を行う
- 支部長挨拶 景山敬二
- 一般社団法人 日本ALS協会会長メッセージ 恩田聖敬
- 議案審議
- イ)第1号議案 令和3年度事業報告
- ロ)第2号議案 令和3年度会計報告および監査報告
- ハ)第3号議案 令和4年度事業計画(案)
- ニ)第4号議案 令和4年度予算(案)
- 表決結果
当初の予定
【日時】 7月18日(月・海の日) 13時~16時
【場所】 いきいきプラザ島根403研修室 (松江保健所)
新型コロナウイルス感染症の終息見通しが立たないため、書面表決を行う
昨年6月・11月の当支部からの要望について、県の担当者様から以下の連絡がありましたのでお知らせします。
『過日貴支部からのご要望への回答で触れておりましたことにつきまして、お知らせが遅くなりましたが、添付のPDFファイルのとおり依頼文書を県内の難病診療連携拠点病院・難病診療分野別連携拠点病院・難病医療協力病院の開設者あてに3月末に郵送しましたのでお知らせします。
新型コロナウイルス感染症第7波に入り先が見通せない状況が続きますが、今後もコロナ禍の状況を踏まえ、引き続き面会の実施状況について注視して参りたいと存じます。
以上ご報告させていただきます。 最後となりますが、会員の皆様のコロナ禍でのご健勝、ご多幸をお祈りいたします。』
令和2年度 難病等対策協議会へ提出した委員意見への回答が、3月31日に県健康福祉部健康推進課より送られてきました。
昨年、協議会の報告は掲載していますが、資料は公表が許可されていますので今一度意見を再掲し、回答を掲載します。
<提出の委員意見>
(さらに…)
令和3年3月26日付で県健康福祉部健康推進課より連絡があり、例年開催されている『島根県難病等対策協議会』は、新型コロナウイルス感染症対策のため中止になりました。令和2年度協議会は資料を読み、4月30日までに各委員から意見を返す形となりました。当支部は4月8日に委員意見を提出しています。
資料の中から、ALSに係わることを中心に抜き出して報告します。提出した委員意見に対する県の回答を待っていましたが、コロナ対応で忙しいのか、8月16日現在、寄せられておりません。今後、回答が寄せられましたら、この場にて報告します。
(2021/8/17 景山敬二)
令和2年度島根県難病等対策協議会資料
【受給者数】
指定難病医療受給者数 6,428人(令和3年1月末現在)
うち筋萎縮性側索硬化症 86人(令和3年1月末現在)・・・前年度末 91人
〇難病診療連携拠点病院等の指定状況
指定はいずれも平成31年3月1日
難病診療連携拠点病院(1ヶ所) | 島根大学医学部附属病院 | ||
難病診療分野別拠点病院
(2ヶ所) |
島根県立中央病院(視覚系を除く全疾患群) | ||
国立病院機構 松江医療センター(神経) | |||
難病医療協力病院 (23ヶ所) |
松江圏域 | 松江市立病院、松江赤十字病院、松江生協病院、鹿島病院、安来市立病院 | |
雲南圏域 | 雲南市立病院、平成記念病院、町立奥出雲病院、町立飯南病院 | ||
出雲圏域 | 出雲市立総合医療センター、出雲徳洲会病院、出雲市民病院、斐川生協病院 | ||
県央圏域 | 大田市立病院、公立邑智病院、仁寿会 加藤病院(川本町) | ||
浜田圏域 | 国立病院機構 浜田医療センター、済生会江津総合病院 | ||
益田圏域 | 益田赤十字病院、津和野共存病院、益田地域医療センター医師会病院、六日市病院 | ||
隠岐圏域 | 隠岐病院 |
○在宅重症難病患者一時入院支援事業利用状況
県と在宅重症難病患者一時入院(レスパイト)支援事業の制度委託契約を交わした医療機関は7圏域・24医療機関。委託医療機関名を挙げるが、すべての機関で受入れ実績があるわけではない。
患者側としては、介護者の急な発病、希望入院日・日数等には応じてもらえないのがネックとなっている。レスパイト入院の相談・申込みは、難病相談支援センター・各保健所へ。
令和2年度契約先(令和3年1月末現在)
松江圏域 | 松江医療センター、鹿島病院、松江赤十字病院、安来市立病院 |
雲南圏域 | 雲南市立病院、平成記念病院、町立奥出雲病院、町立飯南病院 |
出雲圏域 | 出雲市民病院、出雲市立総合医療センター、斐川生協病院、県立中央病院、出雲徳洲会病院、島大附属病院 |
県央圏域 | 大田市立病院、公立邑智病院、加藤病院(川本町) |
浜田圏域 | 浜田医療センター、済生会江津総合病院 |
益田圏域 | 益田赤十字病院、益田医師会病院、津和野共存病院、六日市病院 |
隠岐圏域 | 隠岐病院 |
〇在宅人工呼吸器使用特定疾患患者訪問看護治療研究事業利用状況
この事業は、筋萎縮性側索硬化症・多発性硬化症・脊髄小脳変性症等により在宅で人工呼吸器を使用している患者のうち、医師が訪問看護を必要と認める患者を対象としている。
訪問看護ステーションに訪問看護を委託し、診療報酬において定める回数を超えた訪問看護を実施する場合には、原則として1日につき4回目以降(ただし、特別な事情により複数の訪問看護ステーション等医療機関により訪問看護を実施する場合にはこの限りではない)の訪問看護について、患者1人当たり年間260回を限度として費用を支払うものとする。
利用状況表を見ると、1人の患者に複数回利用していることがわかる。
[利用状況]
松江圏域 2ヶ所の訪問看護ステーション
出雲圏域 2ヶ所の訪問看護ステーション
浜田圏域 1ヶ所の訪問看護ステーションが利用
〇難病医療提供体制整備事業報告
・難病診療連携コーディネーターの活動報告
難病診療連携コーディネーターが対応する相談件数は1,234件(令和2年12月末現在)。相談者は新規が3%、継続が97%とほぼ継続相談が占めている。相談件数の8割以上となる1,018件がALSである。ALS患者の療養環境の過酷さがうかがえる。相談内容は、病気病状がトップで、続いて意思伝達装置・治療服薬・日常生活・レスパイト入院・入転院・福祉機器・福祉制度となっている。
そのほか、個別のケース会議が53件(在宅サービス・退院前・治療選択・災害・コミュニケーションに関する支援会議)。入転院の調整が6件で、そのすべてがALSである。
*圏域別ALS患者状況(令和2年9月現在)
〇難病相談支援センター事業報告
ヘルスサイエンスセンター島根内にある“しまね難病相談支援センター“は、難病患者・家族の各種相談やレスパイトを含む入院先の調整、就労・患者会活動支援など多岐にわたる難病患者の支援活動を行っている。
年度(令和2年12月末日現在)の総相談件数は485件(前年同月512件)。相談者内訳は、新規が118件(24.3%)、継続が367件(75.7%)である。難病診療連携コーディネーターが対応する相談と共に、やはり継続相談が多い。治療法のない、難病ならではの傾向と言えよう。相談方法では、コロナ禍のためか、面談は前年比のマイナス17.1%で、電話他が増えている。疾患別でみると神経・筋疾患は138件と全体の28.5%を占め最も多い。次いで免疫系、視覚の網膜色素変性症と続く。この傾向はここ数年変わらず、このことからもALS(筋萎縮性側索硬化症)・パーキンソン病・重症筋無力症などの神経・筋疾患を抱えての療養生活の過酷さが推し量られる。ALSのみは7件と前年度から半減している(前年度13件)。
神経内科・膠原病内科・眼科の医師等による専門相談も、新型コロナウイルス感染症対策で中止や延期になった回もあるが、各圏域で12回開催し(対面8回、リモート4回)、45の相談件数実績を残している。
支部も共催している難病サロンは、当初、各地で11回の開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症対策ですべて中止となった。
患者会活動支援も各会の活動が感染予防のため縮小し、交流会・総会等の開催支援の機会が減った。
難病相談支援センターは各保健所と連携し、各種相談にあたっている。
〇保健所における難病相談・支援事業等実施状況
保健所においては、『患者・家族教室』『ピアサポート・ボランティア養成』『難病医療研修』『難病フォーラム』等を開催して支援にあたっている。『患者会支援』も行い、当支部も会報や総会の案内状を県内の全ALS患者に配布してもらっている。
こちらも感染予防のため各保健所で中止になった項目も多い。難病フォーラムは、雲南保健所が幹事となり計画されていたが、中止となった。
また、『在宅療養支援計画策定・評価事業』『訪問相談事業』『訪問指導事業』で、主にALSはじめ神経難病患者の療養支援やQOLの向上にあたっている。さらに各圏域で『難病対策地域協議会』を開き、市町村や病院・訪問看護ステーション・介護事業所などと意見・情報交換を行っている。
かねてより支部は、当協議会において、〈告知直後の難病患者の心理的ケアの充実を図ってください。我々のような難病患者は、確定診断の際の「はじめて聞く病名」「原因不明」「治療法なし」との言葉に先の見えない不安と混迷に突き落とされます。とくにALSの場合は「3年から5年」と余命宣告も受けますので、患者の喪失感はとても深いものです。多職種が一堂に会した支援者会議も開かれるのはある程度病状が進んでからであり、告知直後の不安解消にはなりません。告知直後に多職種からの支援を得られることがわかれば、患者の不安はずいぶん和らぐことでしょう。『治療法はなくとも楽に生きる』ために、告知直後のALS患者の心理的サポートをお願いします。〉と訴えてきた。
今般、島根県難病等対策協議会はALS患者の告知時からの早期支援体制づくりのため、患者・家族向けに「難病の療養相談のご案内」を作成した。その上で、3ヶ所の難病診療拠点病院と23ヶ所の難病医療協力病院へ向け、告知時の活用と、患者側の同意が得られれば、早期にしまね難病相談支援センターと各保健所への連絡を依頼した。
病院からの連絡後は、難病診療連携コーディネーターと各保健所が協力し、速やかに相談に応じることとしている。
*参考資料
日本ALS協会島根県支部
令和2年度島根県難病等対策協議会 委員意見
日本ALS協会島根県支部
支部長 景山敬二
日頃より、難病対策の推進ならびにご支援にご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。
難病当事者として、更なる療養環境の改善支援策に次の三点を申し入れます。
【日時】 7月11日(日) 13時~16時
【場所】 いきいきプラザ島根403研修室 (松江保健所)
新型コロナウイルス感染拡大予防のため、書面表決を行う
6月17日午前中、島根県知事・島根県健康福祉部長宛に、難病患者およびその家族への早期のコロナワクチン接種と、入院・入所においての面会機会拡大の陳情書を支部運営委員の諸岡了介が提出しました。
あいにく県議会開催中のため、丸山知事と小村部長との面会はできませんでしたが、以下の皆さまにご対応いただきました。
健康福祉部次長 安食治外 様
健康推進課課長 片岡大輔 様
健康推進課 難病支援グループリーダー 門脇和也 様
ALS患者の特性の話や、患者だけでなく家族にも配慮が必要な点、高齢者の施設と病院とでは状況が違うといった点についてお話をしました。
こちらの事情についてはご理解いただけたと思います。
陳情書の内容については添付をご覧ください。
県から回答をいただきましたら、またこちらに掲載します。
陳情書の画像をクリックするとPDFが表示されます。
12月23日、しまね難病相談支援センターより「今年度はコロナウイルス感染症拡大のため、現在まで、全県的患者・家族会交流会を開催できずにおりますが、冬を迎え、さらに全国的な流行の拡大がみられることから、感染予防と皆さんの安全確保のため、今年度は交流会の開催を見送りたいと思いますので、悪しからずご了承ください。
つきましては、会議開催に代え、各患者会、保健所及びセンターの活動状況、患者・家族会から関係機関への要望等をお聞きし、取りまとめた結果を各患者・家族会、保健所等へお伝えしたいと思いますので、別添アンケートへの回答にご協力いただきたくお願い申し上げます。」と依頼がありました。
3月30日には、各会のアンケート結果を取りまとめたもの、要望への県・保健所・支援センターの回答が送られてきました。
アンケートへの当支部の回答と、それに対する県の回答を掲載します。
<質問>
【 要望に対する県の回答 】
島根県健康推進課・しまね難病相談支援センター
わが国の難病対策においては、難病患者及びその家族の支援のみならず、社会がそれを包含し、支援していくことを目標として、関係者が連携して総合的に施策を展開していくこととしています。
県としては、しまね難病相談支援センター、保健所を中心として、難病に関する啓発に努めるとともに、療養生活上の不安・悩みにきめ細やかに対応できる体制づくりについて、引き続き取り組んでまいります。
会員総数 30名(令和2年6月30日現在)
返信総数 21通
議案別の承認数
承認する | 承認しない | |
第1号議案 事業報告 | 21 | 0 |
第2号議案 会計・監査報告 | 21 | 0 |
第3号議案 役員選任 | 21 | 0 |
第4号議案 事業計画(案) | 21 | 0 |
第5号議案 予算(案) | 21 | 0 |
皆様のご協力のお陰をもちまして、日本ALS協会島根県支部
令和2年度 定時総会は無事成立しました。ありがとうございました。
引き続き、よろしくお願いします。
支部長 景山敬二
令和2年3月1日に、ニューウェルシティ出雲にて令和元年度 島根県難病等対策協議会が開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症対策のため中止になりました。協議会は、県健康福祉部健康推進課から各委員へ資料を送り、意見を返す形となりました。当支部からは事前に委員意見を提出しています。
資料の中からALSに係わることを中心に抜き出して報告します。提出した委員意見は[4.協議事項]で説明されています。支部の委員意見に対する県の回答と、中止後に各委員から寄せられた意見と県の回答を併せて報告します。
(2020/4/1 景山敬二)
7月7日 出雲保健所
会次第
開会挨拶
閉会挨拶